株式会社トマックサポートセンター

障害者総合支援法

【わかりやすく解説】障害者総合支援法とは?サービスの種類や対象者、利用手順をまとめました!

「障害者総合支援法ってどんな法律?」

「具体的にどんなサービスが受けられるの?」

「障害福祉サービスを使ってみたいけれど、何から始めればいいの?」

障害のある方やそのご家族が日常生活や社会生活を送るうえで、とても重要な土台となっているのが「障害者総合支援法」です。

しかし、法律の名前や制度の仕組みは少し難しく感じられますよね。この記事では、障害者総合支援法の基本から、受けられるサービスの種類、対象者、実際に利用するまでの手順までをわかりやすく解説します!

1. 障害者総合支援法とは?

正式名称は「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」といいます。

この法律の目的は、障害のある方が基本的人権を享受する個人としての尊厳を有し、どこで誰と暮らすかに関わらず、自分らしく安心して暮らせる社会を実現することです。

身体障害・知的障害・精神障害といった従来の枠組みを超えて、総合的に福祉サービスを提供するための仕組みが整えられています。

2. 誰が利用できるの?(対象者)

障害者総合支援法の対象となるのは、以下の方々です。

  • 身体障害のある方

  • 知的障害のある方

  • 精神障害のある方(発達障害のある方を含みます)

  • 難病等(対象疾患)のある方

💡 ポイント:障害者手帳がなくても利用できる場合も

難病等の方や精神障害のある方などで、障害者手帳を持っていなくても、医師の診断書や意見書により一定の要件を満たすと認められればサービスを利用できるケースがあります。

3. どんなサービスが受けられるの?

障害者総合支援法による給付サービスは、大きく分けて「自立支援給付」「地域生活支援事業」の2つがあります。

① 自立支援給付(全国共通のサービス)

主に個人に対して支給されるサービスで、以下のような種類があります。

サービス分類具体的なサービス例

介護給付


(日常生活の介護や支援)

居宅介護(ホームヘルプ): 自宅での入浴や食事などの介護


重度訪問介護: 重度の障害がある方への総合的な介護


生活介護: 主に日中の施設での介護や活動支援

訓練等給付


(自立や就労に向けた支援)

自立訓練: 生活能力向上のための訓練


就労移行支援: 一般企業への就職を目指す訓練


就労継続支援(A型・B型): 働く機会の提供や訓練

施設入所支援・夜間や休日における施設での生活支援自立支援医療・医療費の自己負担額を軽減する制度(精神通院医療、更生医療、育成医療)補装具費支給・車いす、義足、補聴器などの購入・修理費用の支給

② 地域生活支援事業(自治体ごとのサービス)

お住まいの市区町村が地域の特性に応じて行う事業です。

  • 移動支援(ガイドヘルパー): 外出時の移動をサポート

  • 日中一時支援: 障害のある方の見守りやご家族の負担軽減(レスパイト)

  • 意思疎通支援: 手話通訳者や要約筆記者などの派遣

4. 費用はどれくらいかかるの?

サービスの利用料は、原則として1割の自己負担となります。

ただし、負担が大きくなりすぎないよう、世帯の所得に応じて「月額上限負担額」が設定されています。

  • 生活保護世帯・市町村民税非課税世帯: 0円

  • 一般1(所得に応じて): 9,300円 / 月

  • 一般2(一定以上の所得): 37,200円 / 月

※食費や光熱費、創作活動の材料費などは別途実費負担となる場合があります。

5. サービスを利用するまでの流れ

障害福祉サービス(介護給付・訓練等給付など)を利用したい場合、基本的には以下のステップで手続きを進めます。

  1. 相談

    お住まいの市区町村の障害福祉窓口または相談支援事業所に相談します。

  2. 支給申請

    利用したいサービスが決まったら、自治体に申請を行います。

  3. アセスメント(調査)・認定

    心身の状況などを確認する認定調査を受け、「障害支援区分」などが決定されます。

  4. サービス等利用計画案の作成

    相談支援専門員と一緒に「どのような生活を送りたいか」「そのためにどんなサービスが必要か」をまとめた計画案を作成します。

  5. 支給決定・受給者証の発行

    自治体からサービスの支給が決定されると、「障害福祉サービス受給者証」が発行されます。

  6. 事業所との契約・利用開始

    利用する事業者(ヘルパー事業者や施設など)と契約を結び、サービスの利用がスタートします。

まとめ

障害者総合支援法は、障害のある方が地域で安心・安全に、そして自分らしく生きていくための手厚いサポート制度です。

サービスの種類が多く、最初は「どれが自分に合うのだろう?」と迷ってしまうかもしれません。困ったときや制度を使いたいときは、一人で悩まずにまずはお近くの「相談支援事業所」や「市区町村の障害福祉担当窓口」に気軽に相談してみるのが第一歩です。

自分やご家族にぴったりの支援を見つけて、より豊かな生活にお役立てください!

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