株式会社トマックサポートセンター

8050問題 / 7040問題

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# 【わかりやすく解説】8050問題・7040問題とは?原因・リスクと孤立を防ぐ支援策

「8050問題って最近よく聞くけれど、具体的にどんな問題?」

「親が高齢になってきて、将来の生活や介護が不安…」

「身近に悩んでいる人がいるけれど、どう声をかければいいの?」

ニュースや福祉の現場で耳にすることが増えた「8050問題(はちまるごーまるもんだい)」**や**「7040問題(ななまるよんまるもんだい)」。

一見するとご家庭内の問題に見えますが、実は**社会全体で取り組むべき深刻な福祉課題**の一つです。

この記事では、8050問題・7040問題の基本的な概要から、背景にある原因、放置することのリスク、そして解決に向けた相談窓口や支援策について分かりやすく解説します!

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## 1. 8050問題・7040問題とは?

8050問題とは、**「80代の親」が「50代のひきこもり状態にある子ども」の生活を支えることで、世帯全体が経済的・精神的に困窮・孤立してしまう問題**のことです。

また、この問題がより手前の段階で顕在化しているケースを「7040問題(70代の親と40代の子ども)」と呼びます。7040問題は、8050問題の「予備軍」であり、早急な支援が必要な段階と言えます。

かつては若年層の問題と捉えられがちだった「ひきこもり」ですが、長期化・高年齢化が進んだことで、親子ともに高齢化し、社会的な孤立を深めてしまう事態が全国で広がっています。

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## 2. なぜ起こるの?背景と主な原因

この問題は、単一の理由ではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合って生じます。

| 主な要因 | 具体的な内容 |

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| ひきこもりの長期化 | 就職氷河期世代の挫折や、職場・学校での人間関係のトラウマ、発達障害や精神疾患などがきっかけとなり、長期化するケースが多く見られます。 |

| 家庭内の閉鎖性・「恥」の意識 | 「家庭内のことは自分たちで解決すべき」「人に相談するのは恥ずかしい」という思いから、周囲や行政に相談できず抱え込んでしまう傾向があります。 |

| 親の年金頼みの生活構造 | 親の年金収入があるうちは何とか生活が成立してしまうため、問題を先送りにしてしまい、危険性が表面化しにくくなります。 |

| 縦割り行政の隙間 | 「高齢者福祉」と「障害福祉・ひきこもり支援」などの担当窓口が分かれていたため、世帯全体の課題として一体的な支援が届きにくかった背景があります。 |

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## 3. 放置するとどうなる?直面する3つのリスク

8050問題・7040問題をそのままにしておくと、時の経過とともに以下のような深刻なリスクが高まります。

### ① 経済的困窮(親の介護・逝去による影響)

親が介護状態になると医療・介護費がかさみ、さらに親が亡くなると年金収入が途絶えます。これにより、子どもが急激に生活困窮へ追い込まれてしまいます。

### ② 親子の共倒れ(介護疲れ・ヤングケアラーならぬミドルケアラー)

高齢の親の介護を、知識や支援のない50代の子どもが一人で抱え込み、疲弊してしまうケースです。最悪の場合、介護放棄(ネグレクト)や孤立死につながる恐れもあります。

### ③ 社会からの完全な孤立

近所付き合いが途絶え、ゴミ屋敷化したり、親が亡くなったことを外部に知らせられずに放置してしまうといった悲惨な事例も発生しています。

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## 4. 解決に向けた公的支援と相談窓口

8050問題・7040問題の解決に向け、近年では自治体や福祉の現場で「断らない相談支援」の体制づくりが進んでいます。

「どこに相談すればいいか分からない」という場合は、まず以下の窓口を利用してみてください。

### ① 重層的支援体制整備事業 / 総合相談窓口(市区町村)

高齢・障害・困窮など、分野を問わず世帯全体の悩みをまるごと受け止める窓口です。お住まいの自治体の福祉窓口で確認できます。

### ② 地域包括支援センター

主に高齢者のよろず相談窓口ですが、親の介護相談をきっかけに8050問題が発見されることも多く、最初の一歩として非常に頼りになります。

### ③ 自立相談支援機関(生活困窮者自立支援制度)

働きたくても働けない、生活に困っている方のための相談窓口です。就労支援だけでなく、家計の立て直しや生活支援も行います。

### ④ ひきこもり地域支援センター

各都道府県や指定都市に設置されている、ひきこもりに特化した専門相談窓口です。ご本人だけでなく、ご家族からの相談も受け付けています。

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## まとめ:一人で抱え込まず、早めの「SOS」を

8050問題・7040問題は、決して「特別な家庭だけの問題」でも「家族の自己責任」でもありません。長い人生のどこかで誰もが直面しうる社会的な課題です。

一番大切なのは、**「親が元気なうち(7040の段階)」から第三者や専門機関とつながりを持っておくこと**です。

ご自身やご家族のことで思い当たる節がある方、あるいは近所に気になるご家庭がある方は、ぜひ勇気を出して最寄りの役所や地域包括支援センターに声をかけてみてください。

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