# 【就労支援のステップアップ】施設外就労・施設外支援とは?違いやメリット・注意点をわかりやすく解説!
「就労継続支援や就労移行支援に通っているけれど、もっと実践的な経験を積みたい」
「事業所の中だけでなく、一般企業のような環境で働いてみたい」
「『施設外就労』と『施設外支援』って名前が似ているけれど、具体的にどう違うの?」
就労系の障害福祉サービス(就労移行支援、就労継続支援A型・B型)を利用していると、「施設外就労(しせつがいしゅうろう)」**や**「施設外支援(しせつがいしえん)」という言葉を耳にすることがあります。
これらは、事業所の「外」に出て訓練や仕事を行う仕組みのことで、**一般就労(企業への就職)に向けた大きなステップアップ**として活用されています。
この記事では、施設外就労と施設外支援の基礎知識から、両者の違い、利用するメリット、知っておくべき注意点までを詳しく解説します!
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## 1. 「施設外就労」と「施設外支援」の違いとは?
どちらも事業所の「外」で行う支援ですが、「目的」や「活動の内容」が大きく異なります。まずはその違いを一目でわかる比較表で確認してみましょう。
| 項目 | 施設外就労(しせつがいしゅうろう) | 施設外支援(しせつがいしえん) |
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| 主な目的 | 企業等の現場で実践的な作業・就労経験を積む | 企業での実習や、在宅利用・復職に向けた支援を受ける |
| 活動場所 | 契約先企業・店舗・作業現場など | 実習先企業、自宅、病院、求職活動の現場など |
| 形態 | 利用者と支援員が**グループ(ユニット)で企業に出向く** | 企業実習のサポート、在宅就労での遠隔支援、面接同行など |
| 対象サービス | 就労継続支援A型・B型、就労移行支援 | 就労継続支援A型・B型、就労移行支援 |
| 報酬・工賃 | 事業所規定の**給与や工賃が支払われる** | 原則として**事業所からの工賃等は発生しない**(実習のため) |
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## 2. 施設外就労(しせつがいしゅうろう)とは?
施設外就労とは、事業所が企業などと業務委託契約を結び、**利用者と支援員がチームを組んで契約先企業などの現場に出向いて作業を行う支援形態**です。
事業所の中(内職作業など)ではなく、実際の企業の作業スペースや店舗などで仕事を行います。
### 具体的な作業例
*企業のオフィス・倉庫:** データ入力、検品・梱包、発送作業
*店舗・施設:** ホテルやマンションの清掃業務、ベッドメイク
*店舗・飲食店:** 農作業、商品の品出し、バックヤード作業
*工場・作業場:** 部品の組み立て、リサイクル作業
### 施設外就労のメリット
1. 一般就労に近い緊張感・環境で経験が積める
企業の従業員と同じ空間で働くため、ビジネスマナーや身だしなみ、職場でのコミュニケーションを自然と学べます。
2. 支援員が現場に同行するため安心して働ける
一人で企業に行くのではなく、**事業所の支援員が現場に常駐・同行**します。作業の手順が分からなくなったり、体調を崩したりしても、すぐにサポートを受けられるため安心です。
3. 成果が工賃や給料に反映されやすい
企業から直接業務を請け負うため、事業所内での作業よりも単価が高くなりやすく、**工賃や給料のアップにつながりやすい**傾向があります。
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## 3. 施設外支援(しせつがいしえん)とは?
施設外支援とは、事業所外で行われる「企業実習(インターンシップ)」や「在宅就労のサポート」「求職活動の同行」などの支援活動全般を指します。
施設外就労と異なり、企業と事業所の間で「業務委託契約」を結んで作業をするわけではなく、**本人の就職活動や在宅訓練をサポートすること**が主目的となります。
### 具体的な活動例
*企業実習(インターンシップ):** 採用を目指す企業で、実際に数日間〜数週間働き、適性や課題を確認する
*在宅での訓練・就労支援:** 自宅でパソコン作業などを行う利用者に対し、訪問やオンラインツールを用いて体調管理や進捗指導を行う
*求職活動のサポート:** ハローワークへの同行、面接の練習・同行、面接後の振り返り
*職場定着のフォロー:** 就職後の職場訪問や面接指導(就労移行支援など)
### 施設外支援のメリット
1. 「本当に働けるか」を事前に試すことができる(企業実習)
実際の職場で実習を受けることで、「この業務内容や環境が自分に合っているか」を就職前に見極めることができます。
2. 在宅での就労・訓練に対応できる
通所が困難な方でも、施設外支援の仕組みを活用することで、自宅から就労訓練や支援を受けることが可能です。
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## 4. 施設外就労・施設外支援を利用する際の注意点
ステップアップに非常に役立つ仕組みですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。
*本人の同意と個別支援計画への記載が必要**
「無理やり企業に行かされる」ということはありません。本人の希望や目標に合わせて、個別支援計画に組み込まれたうえで実施されます。
*体調や体力とのバランスを考慮する**
事業所外での活動は、移動や環境の変化により、普段以上の疲労やストレスを感じることがあります。自身のペースに合わせて慎重に進めることが大切です。
*自治体や事業所によって実施体制が異なる**
すべての事業所が施設外就労や施設外支援に対応しているわけではありません。希望する場合は、事前に事業所の対応状況を確認する必要があります。
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## まとめ:一般就労への「架け橋」として活用しよう
「施設外就労」と「施設外支援」は、どちらも**事業所の内と外をつなぎ、一般就労へのハードルを下げるための重要なシステム**です。
*現場での実践経験や収入アップを目指すなら:** 「施設外就労」
*企業での実習や在宅訓練、就職活動のサポートなら:** 「施設外支援」
「いきなり1人で企業に就職するのは不安…」という方は、こうした制度を取り入れている事業所を活用し、段階的に自信をつけていくのがおすすめです。
興味がある方は、現在通っている事業所のスタッフや、地域の相談支援専門員に気軽に相談してみてくださいね!
